国際交流

事業の成果

日中若手研究者交流事業

日本と中国における研究者交流には既に35年以上の歴史があり,当学会の前身に当たる油空圧学会の頃からアジアにおける親しい隣人としての交流が継続している.この事業は,中国の機械学会に相当する中国機械工程学会内にある流体伝動及び制御分会との間で若手を中心とした研究者交流を行うもので,毎年交代でフルードパワーに関する研究者一名を自国に招聘し,フルードパワーシステム学会で活躍されている先生方の研究室訪問,賛助会員企業見学,定期講演会での特別講演および学会幹部との懇談と交流を企画している。


2003年の開始以降,以下のような交流実績がある(カッコ内は現時点での所属)


  2003年 王 慶豊教授(浙江大学) → 学会誌 Vol.35, No.1, p.10
  2004年 田中 豊教授(法政大学) FPIC Quartely Vol.12, No.4, p.26
  2005年 孔 祥東教授(燕山大学)  
  2006年 早川恭弘教授(奈良工業高等専門学校)  
  2007年 焦 宗夏教授(北京航空航天大学)  
  2008年 伊藤和寿准教授(芝浦工業大学) → 油空圧技術,Vol.48. No.5, pp.16-20
  2009年 冀 宏教授(蘭州理工大学)
劉 銀水教授(華中科技大学)
 
  2010年 高岩昌弘准教授(岡山大学)  
  2011年 趙 丁選教授(吉林大学) → 学会誌,Vol.43, No.2, pp.122-123
  2012年 佐藤恭一教授(横浜国立大学) → 学会誌,Vol.44, No.3, pp.29-31
  2013年 阮 健教授(浙江工業大学)
孟 彬博士(浙江工業大学)
→ 学会誌,Vol.45, No.3, pp.123-124
  2014年 加藤友規准教授(福岡工業大学) → 学会誌,Vol.46, No.1, pp.26-29
  2015年 徐兵教授(浙江大学)
張軍輝教授(浙江大学)
 
  2016年 赤木徹也 教授(岡山理科大学)
小林 亘 助教 (岡山理科大学)
 


ステルソン教授・特別講演会

全米フルードパワー工業会(NFPA)は全米科学技術財団からの大規模な補助金と企業からの出資により,2007年から小型で高効率なフルードパワー研究センターを設置し,産学連携により次世代のフルードパワー研究教育を積極的に進めている.この研究センターのディレクターであるミネソタ大学のKim A. Stelson教授が来日し,2012年7月25日に法政大学市ヶ谷田町校舎にて特別講演が行われた.当日は企業や大学の関係者を中心に50名ほどが参加した.→ 学会誌,Vol.44, No.1, pp.58-60



日中共同国際ワークショップ

日中若手研究者交流事業と並行して,2009年から当学会では,中国の機械学会に相当する中国機械工程学会内にある流体伝動及び制御分会との間で2年に一度のペースでジョイントワークショップを開催している。


  2009年  第1回WS 

Energy Saving and New Application on Fluid Power,蘭州理工大学(冀宏実行委員長)
→ 学会誌,Vol.42, No.1, pp.69-73

  2012年 第2回WS Sustainable Future on Fluid Power,機械振興会館(田中豊実行委員長)
→ 学会誌,Vol.43, No.4, pp.255-257
  2014年 第3回WS Green , Digital, Intelligence,(権龍実行委員長)→ 学会誌,Vol.46, No.1, pp.26-29
  2016年 第4回WS Innovative Key Technology on Fluid Power,機械振興会館(伊藤 和寿実行委員長)
→ 学会誌,Vol.47, No.6, pp.299-301


日韓国際交流事業
  2015年11月 

韓国・油空圧・建設機械学会主催の国際会議(釜山)参加
KSFC2015 Autumn Conference on Drove & Control へ使節団派遣と論文発表



日越国際交流事業
  2016年3月 

JFPSとNIPTEX(ベトナム)との間でMoUを締結し協力関係を確認



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