2023年度ウィンターセミナーのお知らせ
「医療福祉技術を支えるフルードパワー」
開催日時:2024年3月5日(火) 10:00~17:00

2023年度ウインターセミナーテキストデータ
(pdfファイルは暗号化されています.開くにはパスワードが必要です.)

参加登録いただいた方には、学会事務局より、3月1日(金)に、ファイルを開くために必要なパスワードを配信する予定です。1日午前中にメールが未着の場合、info@jfps.or.jp までご連絡ください。
 
開催趣旨:
  超高齢社会である我が国において高齢者のQ.O.L.の維持・向上に,医療福祉技術の進展は必要不可欠であり,人間親和性の高いフルードパワーシステムの貢献が期待されています.本セミナーでは,本年度5月号の会誌において,標記タイトルの特集号に執筆頂いた著者を講師陣に迎え,より深く記事の内容をご紹介いただきます.油圧,空気圧,機能性流体を対象に,ロボティクス,運動支援,流体数値解析まで幅広くフォーカスしています.多数のご参加をお待ちしております.
開催日時:
 

2024年3月5日(火) 10:00~17:00
テキスト電子データのダウンロードパスワードは3月1日(金)に、接続情報は3月4日(月)にお知らせします.

会  場:
  オンライン開催(Zoom)
プログラム:(順番変更の可能性あり)
 
10:00~10:10 挨拶
10:10~11:00
補助人工心臓の開発における数値流体解析の利用 矢野哲也(弘前大)
 
 

近年,数値流体解析(CFD解析)は補助人工心臓用連続流血液ポンプ(CF-VAD)の開発において大変重要なツールとなっている.本講演では,連続流血液ポンプの設計におけるCFD解析の利用例について解説する.脱血管配置が左室内血流に及ぼす影響について調査した例やCF-VAD用流体動圧軸受の性能評価について述べる.

   
11:00~11:50 マイクロ流体システムを用いた細胞融合 鳥取直友(九州大)
 
 

融合細胞を作製する手法として,近年,マイクロ流路を用いた手法が報告されている.当該手法では,標的細胞同士を1対1でペアリングした状態で細胞膜を融合でき,従来のバッチ法と比べて高効率な融合細胞の作製が可能であることから注目されている.本講演では,マイクロ流路を用いた細胞融合技術について,近年の研究成果を交えて紹介する.

   
11:50~13:00 休憩
13:00~13:50 空気圧を利用した手術支援システム 川嶋健嗣(東大)
 
 

空気圧駆動は軽量かつ柔軟で,比較的発生力が大きい.また,力増幅のためのギアを用いず直接駆動でき,外力を駆動側の圧力から検出できる.本講演ではこの特徴を活かした空気圧駆動の手術支援ロボットシステムの事例として,大学発ベンチャーで実用化した,低侵襲な外科手術を支援する内視鏡保持システムやマスタフォロワー型のロボットを紹介する.

   
13:50~14:40 空気圧人工筋を用いた身体運動支援システム 宮嵜哲郎(東大)
 
 

当該研究室では,空気圧を中心とした流体駆動システムの計測制御技術を基盤とし,外科手術や動作支援など健康長寿社会に有用な医用システム,人間機械協調型ロボットシステムなどの研究開発を行っている.上記テーマのうち,空気圧人工筋を用いた身体運動支援システムに関するトピックについて,これまでの研究成果をいくつかご紹介する.

   
14:40~14:50 休憩
14:50~15:40 油圧を用いた短下肢装具の開発 山本澄子(国際医療福祉大)
 
 

脳卒中後遺症による片麻痺患者は歩行に障害をもち,下肢装具を使用することが多い.従来の下肢装具は足関節の動きを制限するが,我々は多くの片麻痺者の歩行分析によって必要最低限の補助によって歩行を大きく改善する装具を開発してきた.本講演では油圧ダンパーを使用することになった経緯を含め,歩行補助具としての油圧の可能性について述べる.

   
15:40~16:30 MR流体を用いた繊細ハプティックデバイスの開発と医療ロボットへの挑戦 菊池武士(大分大)
 
 

遠隔操作型手術支援ロボットに応用可能な繊細ハプティックデバイスを目指し,MR流体を用いた高精度なトルク出力が可能なアクチュエータを開発した.本講演では,MR流体アクチュエータを用い,操作系の力制御をオープンループで達成できる力逆送型バイラテラル制御系の開発,および汎用型のハプティックデバイスへの応用について紹介する.

   
16:30~17:00 全体質疑,アンケート
参加費:
  参加費にはセミナーの聴講料およびテキスト(PDFデータ)の代金が含まれます.
※今回は団体料金を設けております.1つの接続で複数名にてご聴講される場合は,「団体」でお申し込みください.

事前登録(2024年2月20日(火) 厳守)

  正会員・
賛助会員企業の社員
名誉会員・名誉員
シニア員・ジュニア員
学生会員 *1

フルードパワー工業会
会員企業の社員および
協賛団体の会員

一般
個人 15,000円 6,000円 17,000円 24,000円
団体 *3 45,000円 ----- ----- 72,000円

事前登録期限以降 (参加登録締切日:2024年3月4日(月) 厳守)

  正会員・
シニア員・ジュニア員 *2
賛助会員企業の社員
名誉会員・名誉員
学生会員
フルードパワー工業会
会員企業の社員および
協賛団体の会員
一般
個人 16,000円 8,000円 18,000円 25,000円
団体 *3 48,000円 ----- ----- 75,000円

*1 会員資格について不明な点は,事務局までお問い合わせください.
*2 事前登録締切日以降は,シニア員・ジュニア員の参加費は正会員と同じになります.
*3 団体はお申込み1件につき1接続です.テレビ会議室などで複数名でご視聴ください.
*4 永年会員は無料です.
*5 参加登録料は税込みとなります.


参加登録料は下記のいずれかでお支払いください.
  銀行振込(三井住友銀行 日比谷支店 (普)7611417)または 郵便振替(00110-3-133690)
  名義:シャ) ニホンフルードパワーシステムガッカイ

パスワードを忘れてしまった方は会員ページをご覧下さい



参加登録

団体の申込みができるのは正会員、賛助会員企業の社員、一般のみとなっております。それ以外の方の料金には999999と表示されますので,
個人で申し込んでください。


テキストの配布について:
 

セミナーで使用するテキストの電子データは学会HPから事前に配布(web公開)され,ダウンロード可能となります.閲覧に必要なパスワードは3月1日(金)にメールにてお知らせします.セミナー参加者以外へのテキストの電子データおよびパスワードの回付は原則として禁止とさせていただきます.

キャンセルについて:
 

参加登録後,ご都合により欠席する場合には,2月26日(月)までに下記,問い合わせ先にご連絡ください.お支払いいただいた参加登録料を全額返金致します.なお欠席のご連絡がない場合は,参加登録料をお支払いいただくことになります.

問い合わせ先:
  (一社)日本フルードパワーシステム学会
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-22 機械振興会館 別館102
E-mail:info@jfps.jp  TEL 03-3433-8441 FAX 03-3433-8442

〒105-0011 東京都港区芝公園3丁目5番22号 機械振興会館 別館102号室
TEL: 03-3433-8441  FAX: 03-3433-8442

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