日本フルードパワースステム学会

2022年春季フルードパワーシステム講演会

オーガナイズドセッション

2022年春季フルードパワーシステム講演会では，以下のオーガナイズドセッション（OS）を企画いたしました．皆さまの積極的なお申し込みを賜れば幸いです．

OS1：「フルードパワーにおけるパワーソースの高性能化技術とその変遷」
	オーガナイザー：坂間清子（産業技術総合研究所）
	省エネルギー化，高効率化を背景とし，フルードパワー分野においても作動流体を問わず多くのパワーソース技術が開発されている．例えば油空水圧システムではパワーユニットの大幅な小型化，高効率化および静粛化，機能性流体分野では高出力化等が進んでいる．本OSではそのような技術や成果を広く募るとともに，ポンプ技術，パワーソースの比較あるいは技術の変遷についてもスポットを当て，今後の技術動向や開発指針を共有することも目的とする．

OS2：「フルードパワーにおける機械学習の応用とモデルベースト制御，およびその融合技術」
	オーガナイザー：伊藤和寿（芝浦工業大学）
	数学モデルの構築を基礎とするモデルベースト制御には高精度化などのメリットも多い一方，システム同定に大きな工数が必要とされるなどの問題点も指摘されており，これを補う形で機械学習やデータ駆動型制御が様々な成果を挙げている．さらに，モデルベースト制御とこれらの制御技術の融合形の研究成果も報告されつつあり，本OSでは広くこれらの分野の成果を集め，フルードパワーシステムの制御技術全般の認識を深めることを目的とする．