開催趣旨
知識や経験の不足など,わが国のものつくり産業が抱える多くの問題が指摘されております.知識や経験を伝承し共有する面からも(一社)日本フルードパワーシステム学会では,明日のフルードパワーを担う技術者の方々に積極的に学会活動に参加し,企業と学会・企業と企業のヒューマンネットワークを築く交流の場を設けることが大切であると考えております.そこで, 本学会では技術者に軸足をおいた横断的な交流を目指し「フルードバワー道場」を2006 年度より開催しております.
2019年度のフルードパワー道場14は「フルードパワーシステムとモデルベース開発」と題して企画しました.モデルベース開発とは,「モデル」を用いて従来開発の各工程を改善することで,開発期間の短縮と,品質を向上させる開発手法です.自動車分野だけでなく医療機器開発やロボットの開発など幅広い先進分野で活用されており,フルードパワー分野での活用が期待されています.会場は芝公園の機械振興会館あるいは都合に応じて都内近郊の会場を予定しています.道場終了後は講師を囲んで懇談会を開催します.講師および参加者同士との情報を交換する貴重な機会です.奮って参加ください.
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