Topix 　
平成29年度ウインターセミナー

フルードパワーに利用できるマイコン技術
〜　機器の駆動に関わるマイコン技術　〜
 
趣旨

　マイコンなどについて興味はあるが，具体的に何に使えるかわからない．また，業務に直接関係ないが概略は知りたいなど，これからマイコン（組込み技術）を始める方，もしくは一般的な知識として知りたいなど，マイコンを使ったことのない受講者に対してマイコン（組込み）技術の概略のわかる講座を開催します．また，実際の油空圧機器に用いられるマイコンの基本的な動作・機能を紹介するため，実際に機器を動かす実習も実施します．この機会にマイコン（組込み）技術に触れてみようという方のご参加をお待ちしています．
 
開催日時

　平成30年3月23日（金）10:00〜16:30
 
開催場所
　高度ポリテクセンター（〒261-0014　千葉県千葉市美浜区若葉3-1-2）

 
募集人数：20名

　機器の準備の関係で完全事前予約，定員20名に達した場合お断りする場合もあります．
 
参加者の要件

　C言語を経験されたことのある方（在学中に習った程度でも結構です．）
 
セミナーの内容

　ポテンショメータ，エンコーダなどのセンサ出力の取り込み，DCモータやステッピングモータの駆動に関わる技術，リアルタイム制御の実現のための一定サンプリング周期など機器の制御に用いられる基本技術を図1の実習用ボードを使って，実習（表１参照）を通じて学べます．また、フルードパワー技術に関するマイコン技術も紹介します．

図１　実習用ボード
 
表１　実習内容のサンプル動画
サンプル動画 説明と応用分野
サーボモータ駆動

ジョイスティック（ポテンショメータ）からのアナログ信号をA/D変換し，その値をもとにPWM信号のチューティー比を変え，ラジコン用のサーボモータの角度を制御する．
主な機能：A/D変換，タイマー（PWM）
応用分野：アナログセンサの取り込み，スプール弁のPWM駆動
ステッピングモータ駆動

ジョイスティック（ポテンショメータ）からのアナログ信号をA/D変換し，その値をもとにI/Oポートから出力するステッピングモータの駆動パターンや切替速度を変え，モータの正逆転や回転速度を制御する．
機能：A/D変換，タイマー，I/O
応用分野：アナログセンサの取り込み，On/Off弁の駆動
ステッピングモータ
シーケンス

タイマー機能を利用した一定周期のフラグ生成により，ステッピングモータの動きを事前に設定した動作に合わせて，I/Oポートを制御（シーケンス制御）する．
機能：タイマー，I/O
応用分野：シリンダ（On/Off弁）のシーケンス制御
エンコーダ
Up/Downカウンタ

機器に搭載のロータリーエンコーダのA相B相出力を，I/Oポート通じて取込み，プログラムで構成したUp/Downカウンタでカウント値として取り込む．さらに，カウント値を，シリアル通信機能を利用してパソコンに転送する．
機能：タイマー，I/O，シリアル通信
応用分野：機器へのデジタル通信，Up/Downカウンタ
 
参加費（事前登録のみ　締切り：3月2日）
正会員・賛助会員企業の社員

日本フルードパワー工業会
会員企業の社員，
共催団体・協賛団体の会員(正会員)

名誉会員・学生会員

 一般
20,000円 25,000円 10,000円 30,000円
注）本セミナーでは，通常のセミナー参加費に加え，機器準備費が含まれています．．

配布物

　実習用テキスト（32ページ）
　USBメモリ：開発環境ソフト，サンプルプログラム

　注）使用した実習用ボードはお持ち帰りできません．
 
参加登録料は下記のいずれかでお支払いください．
　銀行振込（三井住友銀行　日比谷支店 (普)7611417）または 郵便振替（00110-3-133690）
　名義：シャ）　ニホンフルードパワーシステムガッカイ 
 

参加登録はこちらから→

 参加登録【会員】
パスワードを忘れてしまった方は会員ページをご覧下さい
 
参加登録後，ご都合により欠席する場合には，開催日前日までに下記，問い合わせ先にご連絡ください．お支払いいただいた参加登録料を全額返金致します．なお欠席のご連絡がない場合は，参加登録料をお支払いいただくことになります．
 
問い合わせ先：
（一社）日本フルードパワーシステム学会
〒105-0011　東京都港区芝公園3-5-22　機械振興会館　別館102 　
Tel: 03-3433-8441，Fax: 03-3433-8442，e-mail: info@jfps.jp
 
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