開催趣旨:
知識や経験の不足など,わが国のものつくり産業が抱える多くの問題が指摘されております.知識や経験を伝承し共有する面からも,(一社)日本フルードパワーシステム学会では明日のフルードパワーを担う技術者の方々に積極的に学会活動に参加し,企業と学会,企業と企業のヒューマンネットワークを築く交流の場を設けることが大切であると考えております.そこで,本学会は技術者に軸足を置いた横断的な交流を目指し「フルードパワー道場」を2006 年度より開催しております.
近年,システムの開発プロジェクトの複雑化・大規模化に伴い,従来の紙ベースによる仕様書では情報が不足し,システムモデルを用いて開発プロセス全体で円滑なコミュニケーションをはかる必要が生じました.このような観点から 2013年度のフルードパワー道場9は「モデルベース開発の事例」と題して,モデルベースを使った開発事例を紹介します.会場は芝公園の機械振興会館内あるいは都合に応じて都内・近郊を予定しています.道場終了後は講師を囲んで懇談会を開催します.講師および参加者同士と情報を交換する貴重な機会です.奮って参加ください.
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