本年度は「フルードパワーに生かせる電子回路技術(2)」と題し、昨年度に引き続きフルードパワー分野で重要性が増す、マイコンなど電子回路の応用技術や組込み技術を取り上げます。この技術は製品の独自性や優位性を担保でき、グローバル化時代のものつくり勝者となるには必須条件と考えられます。
第3回目はディジタルコントローラの活用をテーマに取り上げ、開発機器のコントローラをDSP(Digital Signal Processor)にて短時間に実現する手法を横浜国立大学・佐藤恭一先生に講演頂きます。すなわち、プログラムのコード書きはバッグも含めて時間がかかるので、プログラムコードは省略し、制御システムをSimlinkのブロック線図で表現してそれを直接DSPにアップロードします。さらにディジタルコントローラを使った油圧アクチュエータ制御やHILSへの適用事例を実習し、関連の施設を見学します。その後、講師の佐藤先生を囲む懇親会を開催します。奮っての参加をお願いします。なお、フルードパワー道場8は全4回の開催になりますが、今回だけ単発での参加も受け付けます。単発の参加費は1万8千円です。申し込みや参加費の支払い方法などは学会事務局(info@jfps.jp)に問い合わせ下さい。
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