油圧駆動は,電気駆動と空気圧駆動に対して出力パワー/質量が極めて大きいという特長を生かして各種科学・産業用装置の大出力駆動系として広く利用されてきましたが,近年の電動モータ技術の著しい進歩により電気駆動系の高出力化,高性能化が進んでおり,油圧駆動にとって代わる応用分野も見受けられます.一方では,電動モータのインバータ制御による省エネ形油圧ユニットの実用化に見られるように,油圧駆動の新技術開発にともなう新規応用分野の創出も期待されております.本特別教育講座では,油圧システムの動特性を解析する上で不可欠な油圧要素・システムのモデル化をどのように行うのか,応用例を提示しつつその基本的な考え方を平易に解説します.また,システムのモデリングを行う際,システムを具体的に分析する力も重要となります.そこで,本講義ではその一例として動力に着目したシステムの分析方法を平易に解説し,演習を通してその力を養います.近年,油圧システムの動特性をコンピュータシミュレーションにより解析することが広く行われるようになってきましたが,本講座内容はその入門講座としての位置付けを持ちます.油圧駆動技術にこれから従事しようとするメーカー・ユーザーの方々,これまでに習得した油圧駆動技術に更に磨きをかけたい方々を対象としておりますので,多くの方々のご参加を期待します. |
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開催日:2014年8月26日(火) 9時~17時
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会 場:機械振興会館 地下3階 B3-2
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8
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プログラム |
9~12時 |
12~13時 |
13~17時 |
モデリングの基礎 (中田,田中)
・油圧回路の基本構成
・作動油の粘性,流体抵抗
・油圧管路の動特性(容積効果,作動油の慣性)
・油圧シリンダの摩擦 |
昼食 |
モデリングの基礎,動力に着目したシステムの分析方法 (演習)
(田中,桜井)
・油圧シリンダと絞り弁
・油圧シリンダの負荷が複雑になった場合
・動力に着目したシステムの分析方法 |
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講 師: |
田中 和博 |
九州工業大学 情報工学部 |
教授 |
桜井 康雄 |
足利工業大学 工学部 |
教授 |
中田 毅 |
東京電機大学 情報環境学部 |
名誉教授 |
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受講料(テキスト代を含む) |
JFPS正会員 |
JFPS学生会員 |
日本フルードパワー工業会
会員企業社員 |
一般 |
20,000円 |
10,000円 |
30,000円 |
40,000円 |
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参加登録料は下記のいずれかでお支払いください.
銀行振込(三井住友銀行 日比谷支店 (普)7611417)または 郵便振替(00110-3-133690)
名義:シャ) ニホンフルードパワーシステムガッカイ |
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この講座は事前登録制度はありません。参加登録画面に「事前登録は終了しました。」と出ますがそのまま登録をしてください。 |
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参加登録はこちらから→ |
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パスワードを忘れてしまった方は会員ページをご覧下さい |
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定員:20名
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問い合わせ先:
(社)日本フルードパワーシステム学会
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-22 機械振興会館 別館102
Tel: 03-3433-8441,Fax: 03-3433-8442,e-mail: info@jfps.jp |