開催趣旨:
昨今の省エネ化/クリーン化/環境重視といったニーズを背景として,パワーエレクトロニクスを始めとした電動機の技術革新に伴い,各種機械装置においては,電動シリンダやリニアモータに代表される電動アクチュエータが普及していますが,それら電動アクチュエータでは実現が困難な,油圧駆動システムが必須とされる分野は,顕然と存在しています。本セミナーでは,大型のプレス装置/車輌/船舶といったような,代表的な大型機械で利用される油圧装置/システムを取り上げて,高出力/大容量をはじめとした,油圧ならではの特長を活かした装置/システムの紹介を通じて,油圧技術の現状と今後の展開について展望したいと考えています。 |
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開催日:2014年2月21日(金) 13:00 ~ 16:20
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会 場:機械振興会館 本館地下3階 B3-2(東京都港区芝公園3-5-8)
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プログラム |
13:00 ~ 13:05 |
開会の挨拶 |
企画委員長 |
大内 英俊(山梨大学) |
13:05 ~ 13:50 |
「ブルドーザーの油圧駆動システム」 |
コマツ |
林 盛太 |
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マツは,100から170馬力クラスまでの油圧駆動式ブルドーザーを量産していますが,本講演では,コマツとして油圧駆動方式を採用した最大かつ最新機種となるD61PXについて,油圧技術が,車輌の特長付け,燃料低減などに貢献した実例を,電子制御走行HSTシステムを中心に紹介します。また,ICT技術を駆使してブルドーザーの自動運転を可能としたD61PXiの技術内容とビデオも紹介します。 |
13:50 ~ 14:35 |
「船の操舵装置」 |
川崎重工業株式会社 |
松岡 嘉彦 |
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小型船から巨大タンカーまで,船舶を安全に航海させるのに必要な装置のひとつか舵取機である.舵取機の駆動方式としては,出力が大きく,制御が容易,作動が確実で故障が少ないなどの理由で,電動油圧方式が最も広く採用されている.また,舵取機は,万一の故障に対して,故障検出,二重化,応急操作などの工夫がされている.本講演では舵取機の基本構造,制御方式,油圧回路構成について紹介する. |
14:35 ~ 14:45 |
休憩 |
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14:45 ~ 15:30 |
「超大型鍛造プレス油圧システムの概要」 |
日本エアロフォージ株式会社 |
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桑野 博明 |
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日本エアロフォージ株式会社は,国内で初めてとなる加圧能力5万トンの最新鋭超大型鍛造プレスを導入し,既に航空機,発電プラント向けの大型鍛造品の生産を開始した。この鍛造プレスの計画,設計,製造,建設は全て国内メーカの手で行われた。油圧システムに使用している大型ポンプもこのプレスのために新規に開発したものである。本稿では,油圧システムの概要について紹介する。 |
15:30 ~ 16:15 |
「グラブ浚渫船と大型油圧システム」 |
株式会社小島組 |
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前田 武俊 |
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船舶の大型化に伴う港湾内の航路拡幅,増深の為に,グラブ浚渫船等の作業船が活躍している。従来ウインチによる巻き上げ方式であったものを,世界最大の油圧シリンダを活用する事により,世界最大のグラブ及び省エネルギー化を実現し,世界のインフラ整備に納期の短縮を始めとする要求に対応したもので,ギネスブックにも登録されているグラブ浚渫船について紹介する。 |
16:15 ~ 16:20 |
閉会の挨拶,アンケート記入 |
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<参加費> ※参加費にはセミナーの聴講料およびテキスト1冊の代金が含まれます. |
(1)事前登録(締切日:2014年2月12日厳守) |
正会員・賛助会員企業の社員 |
名誉会員・名誉員
シニア員・ジュニア員
学生会員 *1 |
工業会会員企業の社員
協賛団体の正会員 |
一般 |
14,000円 |
5,000円 |
16,000円 |
19,000円 |
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(2)事前登録締切日以降 |
正会員・シニア員・ジュニア員 *2
賛助会員企業の社員 |
名誉会員・名誉員
学生会員 |
工業会会員企業の社員
協賛団体の正会員 |
一般 |
15,000円 |
7,000円 |
17,000円 |
20,000円 |
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*1 会員資格について不明な点は,事務局までお問い合わせください.
*2 事前登録締切日以降は,シニア員・ジュニア員の参加費は正会員と同じになります.
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参加登録料は下記のいずれかでお支払いください.
銀行振込(三井住友銀行 日比谷支店 (普)7611417)または 郵便振替(00110-3-133690)
名義:シャ) ニホンフルードパワーシステムガッカイ |
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参加登録はこちらから→ |
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パスワードを忘れてしまった方は会員ページをご覧下さい |
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問い合わせ先:
一般社団法人 日本フルードパワーシステム学会
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-22 機械振興会館 別館102
Tel: 03-3433-8441,Fax: 03-3433-8442,e-mail: info@jfps.jp |